どうも、たいちです。
カナダといえば、トロントやバンクーバーが有名ですね。
「カナダの首都は?」と聞かれて「オタワ(Ottawa)」と答えられる人は少ないかも。
オタワはカナダの首都でありながら、とても落ち着きのあるキレイな街です。
今回ご紹介するのは、そんなオタワの観光名所「リドー運河」で起こった、心温まる事件です。
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「カモの親子が感動の再会」
まずは、私がリドー運河で撮影したビデオをぜひ観てみてください。
(You Tubeの1分くらいの動画)
オタワロックと呼ばれる水門
リドー運河には、「オタワロック」と呼ばれる水門があります。
上のビデオは、そのうち1つの水門をはさんで、カモの親子が離れ離れになっているところからスタートします。
運河の係員が、離れ離れになっている親子に気づき、水門を開けてカモの親子を再会させてあげました。
実は本来なら、この時期は水門は開閉されないはずですが、カモの親子のために特別に開けてあげたのです。
いかにもカナダらしい、のんびりとした心温まる出来事でした。
(カモの親子には災難だったと思いますが…)
撮影の場所リドー運河
リドー運河は全長202キロメートルの長さがあり、オタワを起点に南のキングストンまで伸びています。
2007年には世界遺産にも登録されています。
先ほどのビデオの撮影場所は、リドー運河の北側の起点となる場所です。
ここは、カナダの国会議事堂(parliament)の隣にあり、オタワロック(水門)が階段状に連続しています。
(下の地図の真ん中の河口の部分です)
水門の開閉が見られる期間
夏場は、ボートや観光船がこの運河を行き来します。
船が入ってくる北側のオタワ川からみて、リドー運河は高い位置にあるので、その間にはロック(水門)が作られました。
船を水門と水門の間に入れた後、水を満たしてロックを登って行くのです。
ロック(水門)は、先ほどのビデオに写っているように、全て人の手で手動で開けられます。
今回は期間がズレていたので、このロックの開閉と、船の運航は見られませんでした。
基本的には、5月中旬から10月中旬までがシーズンです。
具体的な船の運航が可能な期間は、こちらのHPで確認することができます。
Rideau Canal National Historic Site(カナダ政府のサイト)
ちなみに冬は冬で、運河がスケートリンクになって、たくさんの人でにぎわうようですよ。
まとめ
今回は、カナダの首都である「オタワ」にある観光名所で、世界遺産の「リドー運河」を紹介しました。
カナダを旅行する際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
リドー運河の北の端が「オタワ」、南の端が「キングストン」です。
「オタワ」が現在のカナダの首都、「キングストン」は過去にカナダの首都だった都市です。
キングストンの観光については、こちらの記事をそうぞ。
かつてカナダの首都であった「キングストン」の観光スポットの記事
それでは。
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