どうも、たいちです。
ケベック州のモントリオールへ車で旅行に行ってきました。
が、旅行者がモントリオールへ車で行くのは、全くオススメしません…。
慣れたら運転できるのかもしれないけど、旅行者が運転するのは大変で、事故を起こすかもしれません。
しかも、運転すると間違いなくあの街のイメージが悪くなるはず。
我が家は、車で行ってモントリオールが嫌いになりました。残念ながら二度とあの街には行きたくありません。
ノートルダム大聖堂は素晴らしいし、住んでる人はみんな親切でやさしいのにもったいない…
すぐ隣のオンタリオ州は運転しやすいので、ギャップの大きさに衝撃を受けたのも原因です。
というか、同じケベック州でもケベックシティは運転しやすかったので、モントリオールが特別です。
なぜモントリオールだけ、ここまで運転しづらいのか疑問です。
ハッキリ言って、街を設計し直した方した方がいいと思いました。
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モントリオールの交通事情
最初から熱くなってしまいましたが、少し頭を冷やして、どのような点でモントリオールの交通事情が悪いと思うのか具体的に挙げました。
旅行で1日滞在しただけなので、思い込みや、事実と異なる点が含まれているかもしれません。
駐車場が足りてない?
- ほとんどの道路は路上駐車(路駐)ばかりで、端っこの車線が使えない。例えば、一方通行&3車線の道では両側が路駐で埋まっているので、真ん中の1車線しか使えない状態。
- 店にも駐車場は用意されてないので、店にたどり着いても、路駐できる場所を探して周りをグルグルしなきゃならない。
- 誰でも使える有料の駐車場(パーキング)が少ない。あっても、なぜかGoogleマップに出てこないので、実際に走って探すしかない。どれも看板が目立たないので見つけにくい。
交通ルールがわかりにくい
- カナダでは赤信号でも右折できる(日本では「左折」にあたる。禁止の看板あるとダメ)が、モントリオールでは全面的に禁止。
- 路駐のルールが細かく決められてるが、看板が全てフランス語なので分かりにくい(英語でも書いて…)。他の車の真似をして停めても、あっという間に駐禁をとられた。
もし駐禁を取られたら、こちらのHPからクレジットカードで支払いができます。
モントリオール「Statement of offence」のページ - メイン通り以外は基本的に「一方通行」なので注意が必要。地図を見て近いと思っても通れない道が多く、時間がかかる。
道路がメンテナンスされてない
- 道路の白線が消えかけてて見にくい。道路が一車線なのか二車線なのかわからない。
- 路面の文字や矢印が消えかけてる。左折専用レーンなのか真っ直ぐ行けるのかわからない。
- 大通りで、それまで3車線だったのが交差点の向こうで2車線になるところも、白線が見えず自分の車線を見失う。
- 道路が凸凹(でこぼこ)。街のあちこちで工事をしているので道路も狭い。
交通マナーが悪い
- 右折のために道路の右寄りを進んでいたのに、それまで路駐していた車が、うちの車の右側から先に右折していったときはぶつかりそうに。
- 路駐の車のさらに隣に、トラックが一時停止して道が塞がっていた。
- 後ろの車の車間距離が短すぎて、常に煽られてるみたい。
- ウインカーを出さずに左右にフラフラ運転してる車が多い。
- 一方通行の道を普通に走っていたのに、クラクションを鳴らされて隣に並んできて睨まれた。いまだに何が悪かったかすらわからない。
大変なのは車だけじゃない
- 歩行者用の信号はあっても、横断歩道が無い場所が多い。本当に渡って大丈夫なのか迷う。
- 工事で歩道が塞がれていて、さらにその前に路駐の車がピタリと停められており、車道を歩かなければならない箇所があった。歩行者の安全への配慮されていない。
- 自転車がかなり多いが、路駐のせいで車道の端は走れないので、車道の真ん中を走っている。
(おまけ)建物が迷路みたい
- 建物内の公共パーキングに停めたとき、外への出口が見つけられず2回ほど迷子になった
- 建物の出口はどこも見つけにくく迷路みたい。「SORTIE」(フランス語で「出口」)の看板が無かったり、普段は開けられない非常出口だったりする。
まとめ
今回は、結局ほとんどグチでしたね。すみません…。
モントリオールに「車で」行こうと計画している人に、実態を知ってもらいたくて。
我が家が本当にイヤな思いをしたので。
もし、どうしても車で行くなら、郊外のホテルを予約して観光地はバスや地下鉄を利用することをオススメします。
なお、今回はモントリオールに「車で」行くこと「だけ」を問題としていますので、間違えないでくださいね。
モントリオール自体はいい場所だと思います。
ノートルダム大聖堂はぜひ見てもらいたいし、住んでる人はみんな親切でやさしいです。
それでは。
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