どうも、たいちです。
本場カナダのハロウィンで、うちの子供と生まれて初めてのトリック・オア・トリートしてみました。
それで、この経験をしたことによって、ちょっと大げさかもしれませんが、海外って怖いものだという自分の中にあったイメージが雪解けしたので、その辺をお伝えできればと思います。
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近所の家を回ってトリック・オア・トリート
ほとんどの方はご存知かと思いますが、ここでいうトリック・オア・トリート(trick or treat)というのは、ハロウィンの夜に仮装して近所の家を回り、「お菓子をくれないといたずらするぞ〜」という意味のトリック・オア・トリートと言いながらお菓子をもらって歩くことです。
最近は日本でもハロウィンが1つのイベントとして定着してきましたが、うちはトリック・オア・トリートまでやったことはありませんでした。
せっかくハロウィンの本場にいるので、うちも子供と一緒にトリック・オア・トリートをやってみたいと思い立ちました。
(「トリック・オア・トリートをする」っていう日本語はなんかおかしいですかね?ちょっと他の言い方が思いつかないので、この言い方で行かせていただきます。)
とはいえ、今回が初めてだったので、ハロウィンの夜に近所を歩いてみて、他にもトリック・オア・トリートをやっている子供がいたら自分たちも真似してやってみよう、くらいのつもりで散歩してみました。
すると、あちこちの家をたくさんの子供たちが訪問(みんな必ず親が付き添ってます)していたので、他の子供たちのやり方をいくつか観察してみました。
今回やってみて初めて知ったのですが、ハロウィンで有名なカボチャ(ジャック・オー・ランタンという名前らしいです)が玄関の前に置いてあって、かつ、その中に火を灯している家が「トリック・オア・トリートに来ていいよ!」という目印のようです。
他の子供たちはそういう家を片っ端から回って、ピンポンを鳴らして人が出てきたら「トリック・オア・トリート」と言ってお菓子をもらっています。
私たちも真似をしてやってみたのですが、最初はピンポンを押してわざわざ家の人に出てきてもらうのが申し訳なくて、前の子供たちがお菓子をもらい終わった直後を狙って駆け付けました。
こちらが「トリック・オア・トリート!」と言うと、お家の人が「ハッピーハロウィン!」と答えて子供にお菓子をくれます。
簡単ですよね。
対応してくれる家は、高齢の夫婦が多くて、ハロウィンで近所の子供と触れ合うのを本当に楽しみにしているというのが伝わってくるような、優しい人ばかりでした。
うちの子が恥ずかしがって「トリック・オア・トリート!」が言えなくても(結局1回も言えなかったかな…)、「何の仮装かな?かわいいね〜」と言いながらお菓子をくれました。
お菓子をもらう時に、「日本から来ていてハロウィンが初めてなんです」という話をしたりしましたが、そんな私たちの話もちゃんと聞いてくれて、「いつきたの?カナダはどう?」とか、「日本にハロウィンはないの?」といった雑談でちょっと話し込んだりもしました。
お菓子も、コストコなんかで売ってるようなたくさん配る前提の大量の小さいお菓子をくれる家だけでなく、普通サイズのお菓子を惜しみなくくれる家もあったりしました。
我が家も10件くらいの家を回って、たくさんのお菓子をもらうことができて、うちの子も大満足でした!
大人も子供も楽しめる平和なイベント
かつて、アメリカで日本の留学生がハロウィンの夜に、「フリーズ(止まれ)」と「プリーズ」を聞き間違えて、訪ねた家の住人に射殺されてしまったという痛ましい事件がありました。
なので、正直言ってこれまでずっとハロウィンにはいいイメージはありませんでした。
それに、この事件に限らず、「海外は怖いところ」「特に夜に出歩くとすぐに犯罪に巻き込まれてしまうんじゃないか」というイメージがずっと自分の中にあって、海外では夜に外にいると、それだけで何となく怖いとずっと感じていました。
でも、この記事の初めにも書いたように、今回のハロウィンを経験したことによって、海外って怖いものだという自分の中にあったイメージが雪解けしました。
まず、夜に近所でたくさんの子供たちが楽しそうに、平和に家々を回っている姿を実際に見たのが衝撃的でした。
もちろん、自分たちが実際に近所の家を回ってみて、それぞれの家の人の心温まる優しい対応に実際に触れたことも大きいです。
やはり日本に比べて犯罪が多いというのは事実なんでしょうが、平和なところは本当に夜でも平和なんだな、ということを肌で感じることができました。
(決して、危険な地域で夜に出歩いていいとか、夜に油断していいとか言ってる訳ではないですよ!)
ハロウィンのトリック・オア・トリートは、近所の大人と子供が触れ合えて素晴らしい制度だと思います。
しかも夜に仮装して堂々と外にいられて、しかも近所の人の家を回るというのが、子供の心をくすぐるんでしょうね。
お菓子ももらえるし、どの子供たちも大興奮でした。
実際にはハロウィンで仮装することを利用しての犯罪も多く、必ずしもいい面ばかりではないようなので、参加する際には気をつけて欲しいですが、ハロウィンの日である10月末にカナダやアメリカにいたら、この素晴らしいイベントにぜひ参加してみてくださいね。
あなたの中でも海外のイメージが良い方に変わるかもしれませんよ。
それでは。
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