どうも、たいちです。
「ナイアガラ」と聞くと、有名な「ナイアガラの滝」を思い浮かべますよね?
でも実は、ナイアガラは世界的に有名なワインの産地でもあります。
ワインの中でも、特に「アイスワイン」の産地として有名です。
「アイスワイン」は大人気ドラマ「逃げ恥」にも登場し、一時期は「アイスワイン」が売り切れるほどの話題にもなりました。
ちなみに「逃げ恥」の中で飲んでいたとされている「アイスワイン」がこちらの銘柄のようです
(ドラマの中ではラベルが貼り替えられているのであくまでネットの「予想レベル」ですが…)
この銘柄の「アイスワイン」を作るワイナリーのある街が、今回紹介する「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」(niagara-on-the-lake)です。
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」は「ナイアガラの滝」から車で30分くらいの場所にある小さな街で、「カナダで最も美しい街」にも選ばれた場所です。
今回は、この街「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」と、ここで毎年開催される「アイスワイン・フェスティバル」を紹介します。
[adsense]
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」の場所
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」(niagara-on-the-lake)は、「ナイアガラの滝」の北側にある、街の名前です。
「ナイアガラの滝」は「ナイアガラ川」の途中にある滝です。
この「ナイアガラ川」が「オンタリオ湖(五大湖の一つ)」に注ぐ河口に位置するのが、「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」です。
「ナイアガラの滝」からは車で30分くらい。ひたすら田舎道を走りますが、両側にワイン作りのためのブドウ畑が広がっていて、この道を走るだけでも趣がありますよ。
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」は有名な観光地なので、「ナイアガラの滝」からバスも出ています。
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」はこんな町
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」(niagara-on-the-lake)は人口が1万人ちょっとの小さな街です。
でも、さすが「カナダで最も美しい街」にも選ばれるような場所です。
歩くだけで楽しくなるようなキレイ&かわいらしい街並みで、街のメインストリートには、カフェやお土産、雑貨を売る店が並んでいます。
銀行、郵便局、スタバなどメインストリートにある店の外観は、雰囲気が統一されていて、街の景観を守るための努力も見られます。
もし「ナイアガラの滝」に行く機会があれば、「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」はぜひとも足を伸ばして立ち寄ってみてほしい場所です。
ワインに興味がなくても、街並みを眺めているだけでも本当に楽しめますよ。
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」の周りのワイナリー
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」(niagara-on-the-lake)は、街の周りにワイナリーが点在しています。
ワイナリーを巡ると、何種類ものワインを試飲できるので、ワイン好きにはたまりません!
といっても、それぞれのワイナリーは車がないと回れない距離なので、ワイナリー巡りをする時は、お酒を飲まないドライバーを1人決める必要があります。(飲酒運転は絶対ダメですよ!)
どのワイナリーも、「アイスワイン」だけでなく、赤ワイン・白ワイン・デザートワインなども作っています。
試飲後にワインを買えばワイナリーでの試飲は無料。
もしワインを買わなくても数ドルを払えば、何種類かのワインを飲めるのでぜひ試してみてください。
「アイスワイン」は残念ながら試飲も別枠である場合が多く、試飲後に「アイスワイン」のボトルを買わないと試飲が無料になりません。
ボトルの金額も高いですが…。
「アイスワイン」はそれほど高級品なんです。
「アイスワイン」とは
「アイスワイン」を飲んだことがありますか?
「アイスワイン」は通常のワインとは全くの別物です。
味と香りが強く、シロップのように甘いのですが、飲むと口の中でとろけるような感覚を味わうことができます。
ただ値段も高いです。通常のワインは2〜3千円というイメージだと思いますが、「アイスワイン」は5〜6千円かもっと高いものもあります。
それもそのはず、「アイスワイン」を作るのは大変なんです。
ブドウを、本来の収穫時期である秋に収穫せず、冬にブドウが凍るまで待ちます。そして真冬にマイナス10度くらいになった時に初めて収穫して、すぐにブドウを絞るのですが、「アイスワイン」は通常のワインの8分の1の量しか取れないと言われます。
そんな高級なアイスワインを、手軽に楽しめるのが、次に紹介する「アイスワイン・フェスティバル」です。
「アイスワイン・フェスティバル」とは
「アイスワイン・フェスティバル」は「ナイアガラ」エリアで毎年開催されています。
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」のダウンタウン、周辺のワイナリー、「ナイアガラの滝」周辺に会場があります。
開催期間は1月中旬〜下旬までです。
この時期、各ワイナリーでは「アイスワイン」と、それに合う一品料理を楽しむことができます。
また「ナイアガラの滝」周辺の会場や、今回紹介する「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」のダウンタウンの会場では、各ワイナリーが参加して、一度にいろんな銘柄を楽しむことができます。
各ワイナリーを巡るのは時間もかかるので、個人的にはこちらの方がオススメです!
「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」の「アイスワイン・フェスティバル」
「アイスワイン・フェスティバル」期間中の各週末には、「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」のクイーンストリート(街のメインストリート)に特設会場が設けられます。
2017年は1月21日(土)22日(日)、28日(土)29日(日)の開催でした。
詳細は、niagara-on-the-lake の観光HPで確認できます。
テントの中でワインや食事の販売をしていますが、お客さんのためのテーブルやイスは用意されていませんので、立ち飲み・立ち食いが基本です。
また、テントの中は多少は暖かいですがほぼ屋外なので、暖かい格好で行くことをオススメします。
ここの「アイスワイン・フェスティバル」では、まずグラスとトークン(コルクでできたコイン)を購入します。
基本はグラス1つと、トークン9枚のセットで30ドルです。
(単品ではグラス1つが5ドルで、トークン1枚が3ドルなので、セットで2ドルお得。)
そして、トークン2枚で1杯のワインを試飲、トークン1枚で軽食を食べることができます。
今回は、「アイスワイン」4種類と、軽食を2つ試してみました。
その中で次の2つの「アイスワイン」が美味しかったので、ご参考までに紹介しておきます。
- Reif Estate Vidal Icewine (Reif Estate Winery)
- konzelmann estate VIDAL ICEWINE (konzelmann estate winery)
どちらもハチミツが入っているかのような甘さが口の中に広がり、ベタですがホッペタが落ちそうになるような美味しさでした。
「ナイアガラの滝」周辺の会場は、子供連れはダメ
なお、「ナイアガラの滝」近くのコンベンションセンターで開催されている「アイスワイン・フェスティバル」は、19歳以下の子供は入場すること自体できませんので、子供連れの方は注意してください。
実は今回、最初はこちらの会場の「アイスワイン・フェスティバル」に行こうとしたのですが、我々は子供連れだったので入場を断られてしまいました。
入場を断られて途方に暮れていた我々をかわいそうに思った係員の人が、「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」の「アイスワイン・フェスティバル」を教えてくれたのです。
まとめ
というわけで、今回は「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」のメインストリートで楽しむ「アイスワイン・フェスティバル」についてご紹介しました。
今回ご紹介した「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」という街、「アイスワイン」というワイン、そして「アイスワイン・フェスティバル」というお祭り、
いずれも、一生に一度は経験しておかないともったいないですよ!
それでは。
コメント