海外で現金が必要なら、海外キャッシング&繰上げ返済がオススメ

      2017/03/05

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どうも、たいちです。

海外旅行に行くとき、現金(外貨)をどのように準備するかは、常に悩みのタネですよね。
海外へ移住や留学をする場合には、必要な金額が大きくなるのでなおさらです。

ようやく見つけました。
海外で現金を入手するのに、お得でラクなオススメの方法を。
もっと早く知っておけばよかった…。

その方法とは、以下の通りです。
【ステップ1】海外のATMでクレジットカードの海外キャッシングを行い、現金(外貨)を入手する。
【ステップ2】海外キャッシングを行った直後に繰上げ返済をする。

もしかすると、クレジットカードの海外キャッシングを利用したことない人は、「キャッシング」という言葉を聞くと抵抗があるかもしれませんね。

でも、「キャッシング」は、自分の銀行残高の範囲内で利用する分には、自分の預金口座からお金を引き出すのとあまり違いはありません。(ただし、後ほど説明する「キャッシング金利」には注意が必要です!)

自分の銀行残高の範囲を超えるキャッシングを行うことは、返済できるかわからない「借金」を作ることと心得ましょう。

これから説明する海外キャッシングについても、くれぐれも自分の銀行残高の範囲内で利用することを大前提にしてくださいね。

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なぜ海外キャッシング&繰上げ返済がオススメなのか?

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なぜ海外キャッシング&繰上げ返済がオススメなのかという点ですが、以下の通りです。

①他の両替方法より外貨換算のレート(為替レート)が良い
②為替レート以外に発生する手数料が安い
③キャッシング金利は、繰上げ返済によってほとんど負担しないことが可能

それぞれについて説明します。

 

①他の両替方法より外貨換算のレート(為替レート)が良い

両替を行うと、公表されている為替レート(ニュースで株価と同時に1ドルが何円になるかと毎日言っているアレです)に、さらに手数料分のレートが上乗せされます。

この上乗せ分のレートは意外と大きいので、あなたも空港の両替所で両替するときに、ニュースで見た為替レートと全然違うじゃん!と感じたことがあるかもしれません。

特に、この上乗せ分のレートは、カナダドルのように両替する通貨がマイナーであればさらに割高になります。

一方で、海外キャッシングの場合には上乗せ分がかなり小さく計算されるので、ニュースで見た為替レートに近いレートで換算されます。

 

②為替レート以外に発生する手数料が安い

海外キャッシングでは、キャッシングを1回行う度に、以下の2種類の手数料が発生します。
・現地のATM利用時の手数料(カナダでは通常3ドル程度)
・クレジットカード会社から請求される手数料(無料〜200円程度)

空港の両替所で両替するときには、為替レートに対してあらかじめ十分に高い手数料が上乗せされているので、通常はこの定額の手数料は発生しません。

また、例えば、為替レートの割がとても良いとして最近話題のFXを利用した両替には、FX会社と銀行の両方に対して手数料を払う必要があります。

海外キャッシングでは、1回あたりいくらという手数料がかかるものの、以上の①と②を合計した手数料が、他の方法より安いのです。

 

③キャッシング金利は、繰上げ返済によってほとんど負担しないことが可能

この記事の冒頭で、海外キャッシングは自分の銀行残高の範囲内で利用する分には、預金を下ろすのとほとんど変わらないという話をしました。

とは言え、海外キャッシングはあくまでクレジットカード会社からの借入なので、借入の金利が発生します。

しかも、年間の金利が18%というような高い利率です。

でも大丈夫です。
この後に説明する繰上げ返済を行えば、金利の支払いをほとんど負担しないことが可能です。

この点が今回の記事の一番のポイントです!
ちなみに、私は今までこの繰上げ返済を知らなかったので、これまでず〜っと金利の分を損してきました…。

なお、年間の金利が18%ということは、月あたりの利率は1.5%(18%÷12ヶ月)です。
もし繰上げ返済しなかったとしても、クレジットカードの支払い期限は長くても2ヶ月以内に来るので、そこまで高い金額にはなりません。
(例えば10万円を1ヶ月借りたら1,500円ですが、実は空港の両替所の方がよっぽど高い手数料を取られてますよ。)

 

普段はクレジットカード払いが前提


海外キャッシングの具体的な説明をする前に、今回のお話には前提があります。
それは、海外における普段の生活にはクレジットカードを使うということです。

そして、クレジットカードが使えない場面で、あまり多額でない現金を調達する場合の方法として、今回の方法をオススメしています。
(我が家では家賃と子供のデイケア代で、月々2,000ドルくらいが該当します。)

クレジットカード社会のカナダでは、ほとんどの店でクレジットが使えて、数百円といった少額な買い物やチップですらクレジット払いが一般的です。

以下のメリットもあります。

  • 海外で多額の現金を持ち歩くのはリスクもある。
  • クレジットカード払いは為替レートの点から両替より割が良い。

日本では普段クレジットカードを使わない人にも、海外ではクレジットカードがオススメです。

とはいえ、中にはクレジットカードは嫌いという方もいますよね。

例えば海外移住において、全ての支払いを現金で行う場合には、数百万円といったかなり多額の現金が必要になると思いますが、その場合には今回の方法がベストとは言えない可能性があります。

つまり、まとまった金額の現金を得るには、海外キャッシングには限界があるということです。

それは、海外キャッシングの手数料が、先ほど②で説明した通り、主にキャッシングの回数に応じて発生するという点が最大の理由になります。

後ほど説明しますが、ATMでは1回のキャッシングの金額が最高で1,000ドルと低めに設定されているので、多額の現金をキャッシングしようと思えば、手数料が安いとは言っても何回も払う必要があるので、他の方法が有利になる可能性があります。

では、前提のお話はここまでで、次から具体的な内容に入っていきます。

 

海外キャッシングの全体的な流れ

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今回説明する海外キャッシングについては、大きく以下の2つのステップが必要となります。

【ステップ1】海外のATMでクレジットカードの海外キャッシングを行い、現金(外貨)を入手する。
【ステップ2】海外キャッシングを行った直後に繰上げ返済をする。

それぞれの具体的な流れを説明する前に、まず全体的な流れと、それぞれ私が利用している組み合わせをお伝えします。

 

【ステップ1】
海外のATMでクレジットカードの海外キャッシングを行い、現金(外貨)を入手

①海外キャッシング機能が付いたクレジットカードを利用して、②VISAマークの付いたATMで海外キャッシングを行います。

(我が家では)

  • クレジットカードは三井住友VISAカード
  • 利用するATMはScotiabank

 

【ステップ2】
海外キャッシングを行った直後に繰上げ返済

①日本のクレジットカード会社へ繰上げ返済したい旨を電話で連絡した上で、②クレジットカード会社へ銀行振込を行います。

(我が家では)

  • 日本への国際電話はコーリングカード
  • 銀行振込は三井住友銀行のインターネットバンキング

私が利用しているのも十分にお得な組み合わせなんですが、調べていくうちにさらにお得な組み合わせがあることも分かりました。
少しでも得をしたいというあなたのために、もちろんこちらも合わせて最後にお伝えしますね。

 

実際の海外キャッシングの具体的な流れ

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それでは、上の全体的な流れで説明した2つのステップについて、それぞれ具体的に説明します。

 

【ステップ1】-①
海外キャッシング機能が付いたクレジットカードを利用

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あなたは、自分が持っているクレジットカードで、海外キャッシングが利用できるか知っていますか?

 

海外キャッシング機能の確認

通常、海外キャッシングは、自分で枠を設定しない限り利用できない仕様になっています。

まず、海外キャッシングが利用できるかどうか、利用枠(上限額)がいくらに設定されているかを確認し、もし利用枠が設定されていなければ設定を申込みするところから始めましょう。

例えば、私の持っている三井住友VISAカードなら、以下のページから確認や申込みができます。

三井住友VISAカードの海外キャッシュサービスのページ

設定の申込には 審査が必要となり、審査に数日かかるので、利用する場合には早めに手続をしましょう。

 

海外キャッシングの繰上げ返済に対応しているかの確認

また、海外キャッシングの繰上げ返済に対応しているかについて、事前にカード会社へ確認しておきましょう。

もし対応していなければ、金利の負担がもったいないので別のクレジットカードを作ることも検討してみてください。

なお、これからカードを作るのであれば、この記事の最後の方にお得なカードの説明をしていますので、そちらを参考にしてください。

 

 【ステップ1】-②
VISAマークの付いたATMで海外キャッシング

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私の持っているカードが三井住友VISAカードなので、VISAマークという題名になっていますが、カナダではVISAとマスターカードであれば、だいたい全てのATMでクレジットカードが使えると思って大丈夫です。

 

海外ATMの操作について

カナダにおけるATMの利用手順は以下の通りです。
銀行によって、順番等が多少前後する場合があります。

①クレジットカードをATMのカード挿入口に入れる
②言語を選択する
③4桁の暗証番号を入力する
④これから行う取引についてレシートが必要かに答える
⑤取引種類について「withdraw」(現金の引き出し)を選択する
⑥現金を引き出す口座について「credit card」を選択する
⑦キャッシング(現金の引き出し)をしたい金額を入力する
⑧ATMの利用に手数料がかかることの確認をされるのでOKする
⑨お金、クレジットカード、領収書を受け取る

ATMで日本語は選択できず英語ですが、そんなに難しい操作はありません。
なお、こちらの記事において、写真付きで操作を解説しています。

カナダのATMでキャッシングをする際の操作を写真で解説の記事

 

ATMごとの海外キャッシング上限額と、ATM手数料

カナダには5つの大銀行がありますが、それぞれについて海外キャッシングの上限額とATM手数料がいくらなのかを調べました。

  •  RBC (Royal Bank of Canada):上限200ドル、ATM手数料3ドル
  •  TD Canada Trust (The Toronto-Dominion Bank):上限300ドル、ATM手数料は無し
  •  Scotiabank (The Bank of Nova Scotia):上限1,000ドル、ATM手数料3ドル
  •  BMO (Bank of Montreal):上限400ドル、ATM手数料3ドル
  •  CIBC (Canadian Imperial Bank of Commerce):上限400ドル、ATM手数料3ドル

結論としては、Scotiabankがオススメです。

なぜなら、海外キャッシングに伴い発生する2つの手数料(現地のATMとクレジットカード会社)は、キャッシング1回ごとに発生するためです。

つまり、少額のキャッシングであれば問題ありませんが、500ドル以上が必要であれば、1回のキャッシングで済むのはScotiabankだけです。

なお、カード会社によって、1日あたりの海外キャッシングの上限額が決まっています。
例えば、自分の三井住友VISAカードは1日あたり2,000ドルまではいけました(1,000ドル×2回)が、これを超える金額が必要な場合は、キャッシングを2日に分けるなどの対応が必要です。

 

 【ステップ2】-①
日本のクレジットカード会社へ電話で繰上げ返済したい旨を連絡

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日本のクレジットカード会社へ電話をかけて、繰上げ返済したい旨を連絡します。

 

日本への国際電話のかけ方

ここで、あなたはこう思うかもしれません。
「日本へ電話をかけるだったら、それだけで手間もお金もかかってしまって、この方法はラクでもお得でもないのでは?」

自分も初めての国際電話をかける前までは、こんなに簡単で安い方法があるとは知りませんでした。

それが、コーリングカード(国際プリペイドカード)です。
このカードを購入すれば、自分の携帯電話から市内通話料金で国際電話がかけられます。

コーリングカードは驚くほど安い(10ドルで5時間以上は話せます)ので、海外キャッシングの繰上げ返済の度に国際電話を使用しても、おそらく1年間で10ドルも使いきらないと思います。

コーリングカードは主にコンビニ(有名なのはセブンイレブン)で買えます。

コーリングカードの詳細については、こちらの記事で解説しています。
カナダから日本への国際電話ならコーリングカードが安いの記事  

 

コーリングカードでの電話のかけ方

コーリングカードの裏に手順が書いてありますので、そちらを見ればわかりますが、簡単に説明します。

  • 暗証番号が書かれた箇所をコインで削る
  • カードに記載のリストから、自分の住所の最寄の電話番号を探してかける
  • 自動音声が流れたら、日本語を選択する
  • 先ほどの暗証番号を入力する
  • 日本の電話番号へダイヤルする
    「011+81+かけたい番号の最初の0をはずした番号」

 

クレジットカード会社との繰上げ返済のやり取り

クレジットカード会社のオペレーターに繰上げ返済したい旨を伝えると、以下の点について確認を受けることになります。

  • 振込を行う日付:何日付で振込を行うかを自分で指定
  • 振込金額:振込日までの金利を含む金額を教えてくれる
  • 振込先の口座:三井住友VISAの場合、三井住友銀行のみ

以上で振込予約が完了したというステータスになりますので、あとは 次の銀行振込を行うだけです。

 

【ステップ2】-②
クレジットカード会社へ銀行振込

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クレジットカード会社への銀行振込は、日本の銀行口座からインターネットバンキングを利用して行います。

私は、たまたま自分の口座も振込先も三井住友銀行なので、振込手数料はかかりません。
もし、振込手数料がかかることを避けるのであれば、この後に説明するお得な方法を参照してください。

ちなみに、インターネットバンキングでの振込について、最近は従来のパスワードカードからワンタイムパスワードカードへ変更が必要な銀行が多いと思います。

私もカナダへ来る前に、日本でワンタイムパスワードへ変更しました。
変更した際に、海外では使えない場合もあると聞いていましたが、カナダでは普通に使えました。

それでは、海外キャッシングと繰上げ返済に関する、手続の流れの説明は以上です。

 

 海外キャッシングの繰上げ返済に関するQ&A

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ここで、海外キャッシングの繰上げ返済に関して私が疑問に思った点を、簡単なQ&Aにまとめました。
いずれも私の方で実際に検証済みです。

①繰上げ返済はいつから可能?

 Q:海外キャッシングをしてから即日、繰上げ返済することができるのか?
A:OK
・カード会社にキャッシングのデータが届くまで返済の金額が確定しないので、実際の振込はすぐにはできないが、金額が確定しだいカード会社から連絡がもらえる。
・最初に電話で返済したい意志の連絡をした日までしか利息は付かないので、即日電話した方が得になる。

②海外キャッシングの利用限度額はいつから復活?

 Q:海外キャッシングの利用限度額は繰上げ返済を行えば枠が復活するとのことだが、振込のあと何日後に回復するのか?
A:カード会社が入金の確認をした後に利用限度額に反映される。平日であればだいたい2日程度後には反映されるとのことだったが、実際には翌日には反映されることもあった。

③繰上げ返済にかかる手数料は発生しない?

 Q:繰上げ返済を行うことによって、何か特別な手数料は発生するのか?
A:特になし。

 

海外キャッシングのさらにお得な方法は?

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お待たせしました。
以上で説明した方法より、さらにお得な方法について説明します。

それは、クレジットカードを「セディナカード」に変えることです。

「セディナカード」は、以下の点からかなりお得に海外キャッシングを利用できます。

  • クレジットカード会社のATM手数料が無料
  • 繰上げ返済する際に、クレジットカード会社への電話連絡が不要
  • ペイジーを利用すれば繰上げ返済にかかる銀行の振込手数料が無料

これは海外キャッシングのためには最強のカードですね。
自分もカナダに来る前に知っていればなぁ…。

 

まとめ

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今回は、海外で現金を入手するのにお得でラクなオススメの方法として、海外キャッシング&繰上げ返済について説明しました。

今回のお話の前提は、海外における普段の生活にはクレジットカードを使うことです。
あまり多額でない現金を調達する場合の方法として、今回の方法をお勧めしています。

この方法がお得な理由は以下でした。
①他の両替方法より外貨換算のレート(為替レート)が良い
②為替レート以外に発生する手数料が安い
③キャッシング金利は、繰上げ返済によってほとんど負担しないことが可能

手続の流れごとのポイントは以下です。

【ステップ1】-①海外キャッシング機能が付いたクレジットカードを利用
 自分のクレジットカードに海外キャッシング機能があるか、繰上げ返済が可能かについて利用前に確認

【ステップ1】-②VISAマークの付いたATMで海外キャッシング
 手数料を安く抑えるために、1回のキャッシング上限額が1,000ドルと高めのScotiabankがオススメ

【ステップ2】-①日本のクレジットカード会社へ電話で繰上げ返済したい旨を連絡
コーリングカード(国際プリペイドカード)を利用すれば、自分の携帯電話から市内通話料金で国際電話がかけられる

【ステップ2】-②クレジットカード会社へ銀行振込
「セディナカード」を利用すれば、お得に海外キャッシングを利用できる。

  • クレジットカード会社のATM手数料が無料
  • 繰上げ返済する際に、クレジットカード会社への電話連絡が不要
  • ペイジーを利用すれば繰上げ返済にかかる銀行の振込手数料が無料

何度も言いますが、海外キャッシングについては、(キャッシング金利も含めて)くれぐれも自分の銀行残高の範囲内で利用することを大前提にしてくださいね。

それでは。

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