接続詞を覚えれば英語は読める!書ける!

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どうも、たいちです。

もし英語の文章を読むのが苦手なら、もっと単語を覚えるべきかもしれません。

特に、英文を読むことに限っていえば、文章をつなぐ「接続詞」は絶対に覚える必要があります。

接続詞を正確に覚えていれば、途中の単語がわからなくても、文章の大まかな流れは少なくともつかめるからです。

例えば、文章と文章が、but(逆説)でつながれているのか、because(原因)でつながれているのか把握できなければ、読んでいる途中で迷子になるのは当然です。

下手をすると、文章の結論がYESなのか?NOなのか?すら理解できないかもしれません。

と言うわけで、文章の大まかな流れを理解するためには「接続詞」がとても重要です。

また、接続詞を覚えると英語の文章も書きやすくなります。文章の流れを自分で作れるようになるからです。

今回は、英語の接続詞を覚えることを目標に、わかりやすく説明していきます。

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接続詞の基本は「FANBOYS」

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英語の接続詞はたくさんありますが、基本は「FANBOYS」です。

「FANBOYS」は、以下の接続詞の頭文字をとったものです。

For
And
Nor
But
Or
Yet
So

これらの接続詞は、文章と文章をつないで、一つの文章を作ります。
例えば、
I like apples but I don’t like bananas.(私はリンゴが好きですが、バナナは嫌いです。)

「but」がつなぐ2つの文章には、どちらが重要か?という主従関係はありません。
I like apples.
I don’t like bananas.

【注意】「FANBOYS」は文の頭で使わない

「FANBOYS」の接続詞を、文章の最初に持ってくるのは正しい使い方ではありません。
つまり、先ほどの例文を2つに分けた場合、
I like apples. ButI don’t like bananas.は文章として正しくありません。

正しくは、「FANBOYS」以外の、例えば「However」を使います。
I like apples. However, I don’t like bananas.

意外と知られていませんが、英文を書くときには注意しましょう。

一方、話し言葉なら「FANBOYS」の接続詞を文の頭に使っても問題ありません。

 

「FANBOYS」以外の接続詞

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「FANBOYS」以外にも接続詞はたくさんあります。
こららの接続詞も、文章と文章をつないで、一つの文章を作ります。

ただ、以下の点で「FANBOYS」とは違います。

  1. これらの接続詞がつなぐ場合は、2つの文章に主従関係が生まれます
  2. 接続詞を文の頭で使うこともできます。

 

1.文章の主従関係とは

例えば、
I like apples though I don’t like bananas.(私は、バナナは嫌いなんですが、リンゴは好きなんです。)

この場合は「リンゴが好き」だということを強調するために、「バナナは嫌い」と他のフルーツを比較して出したというイメージが強くなります。

つまり、「リンゴが好き」がメインの文章で、「バナナは嫌い」の文章は(無くても問題ないが)メインを引き立てるための文章という関係になります。

そのため、I like apples. ThoughI don’t like bananas.という使い方はできません。
「バナナは嫌いなんだけど…」の文章は、「リンゴが好き」というメインの文章との合わさって初めて意味を持つからです。

 

2.文の頭で使う場合の注意点

先ほどの例文の、前後を入れ替えた文章を考えます。
Though
I don’t like bananas, I like apples.

「FANBOYS」と違い、接続詞を含む文章を先に持ってきた文章も、正しい文章です。 メインの文章とのセットである限り、どちらを前に出しても問題ありません。

この場合は、2つの文章の間に「カンマ」が必要になります。

 

接続詞と似た働きをする「transition」

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接続詞と似たような働きをする「transition」についても説明します。

接続詞との大きな違いは、「transition」は文章同士をつなぐ役割を持ちません。「独立した文章」と「独立した文章」の関係を示すために使われる語句です。

「transition」には副詞が多く含まれ、文法的にも接続詞とは区別されます。

ただ、接続詞と非常によく似た働きをするので、接続詞と同じように、英文を読むにあたっては覚えておく必要があります。

先ほど例に出した、I like apples. However, I don’t like bananas.
この「However」は「transition」の1つです。

ここでは、「I like apples.」と「I don’t like bananas.」は別々の文章のままです。
「However」は後ろの文章の中で使われて、前の文章との関係を示しています。

 

よく使う接続詞の覚え方

ここまで、接続詞を3種類に分けて見てきました。

  • 「FANBOYS」に含まれる接続詞
  • 「FANBOYS」以外の接続詞
  • 接続詞と似た働きの「transition」

 

この3種類については、それぞれ使い方が違うので分けて覚える必要があります。

ただ、種類は違っても、似た意味を持つ言葉もあるので、それらは合わせて覚えた方が効率的です。

そこで、以下の表で覚えるのがオススメです。
よく使う接続詞を一覧にしてみました。

接続詞
FANBOYS
接続詞
(FANBOYS以外)
Transition
(連結語)

and

情報追加

~に加えて
in addition to

besides
さらに
in addition
besides
furthermore
moreover

but, yet

対比

~だけれども
although
though
while
しかし
however

nevertheless
nonetheless
still
たとえ~にしても
even though
たとえそうでも
even so
~である一方
while
whereas
一方で
in contrast

so, for

原因
結果

なぜなら(原因)
because

since
 
そのため(結果)
so that
その結果
therefore
consequently
accordingly
as a result

or,nor

条件

もし~なら
if

provided
as long as
 
もし~でなければ
if … not
unless
さもなければ
otherwise
たとえ~でも
even if
~かどうか
whether(or not)
 

 

まとめ

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接続詞を正確に覚えれば、英文を読んだり書いたりする力が一気に上がります。

接続詞には、大きく分けて以下の3種類があって、それぞれの機能や使い方が違います。

  • 「FANBOYS」に含まれる接続詞
  • 「FANBOYS」以外の接続詞
  • 接続詞と似た働きの「transition」

 

ただ、種類は違っても、似た意味を持つ言葉もあるので、それらは合わせて覚えた方が効率的です。

実際の英文を読みながら、上の表を参考にして覚えていってください。

それでは。

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