仕事に疲れたサラリーマンのあなたへ送る海外移住のススメ

      2017/05/23

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どうも、たいちです。

今回は、「サラリーマンが海外移住を経験するメリット」を、実際にカナダへ移住中である私の経験をもとに書いています。

私は日本でのサラリーマン生活に疲れきった結果、家族でカナダに移住してきました。
(詳細なプロフィールはこちら)

海外移住といっても、カナダで永住権を取得する予定はありません。

1年間の「期間限定の海外移住」です。
(会社に頼み込んで仕事は休職中、カナダへは学生ビザでの入国。)

会社の海外赴任でもないのに、家族連れで「期間限定の海外移住」をするサラリーマンは、自分の周りでは私くらいです。

そりゃそうですよね。

これまで築き上げてきた日本での生活をリセットして、普通のサラリーマンが仕事もせずに、家族を連れて海外移住なんてリスクは普通なら冒せません。

私だって、仕事がハードすぎて心身を壊しかけるというキッカケが無ければ、今ここにはいなかったと思います。

実際、今回のカナダ生活で貯金の大部分を使い果たすので、日本に帰った後にどんな生活になるか…。
(子供の学資保険に加入したり、日本へ帰ってからも家族を路頭に迷わせないようにはしてますが。)

確かに勢いで日本を飛び出してきましたが、今では「海外移住を選んで本当に良かった!」と思えています。

むしろ、仕事ばかりの生活に心や身体を病みかけたサラリーマンにとって、海外移住は「最良のリフレッシュ方法」だと確信しています。

そこで今回は、仕事に疲れきったサラリーマンであった私が、海外移住をして何が得られたのか、改めて考えてみました。

①全く違う環境でリフレッシュできる
②日本で生活するのが選択肢の一つでしかない
③日本も海外もそんなに大きく違わない
④日本での固定観念にとらわれていた自分に気づく
⑤もちろん英語力は伸びる
⑥今まで会ったことのない人に出会える
⑦家族の絆が深まる

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①全く違う環境でリフレッシュできる

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海外移住にはやはりお金がかかります。
カナダへの移住費用は500万円?1年間の生活費を見積もったの記事

多額のお金をかけてまで海外移住したのは、もちろん「環境を変えて心身をリフレッシュ」したかったからです。

移住してみると、日本を出る前の想像よりさらに大きな効果がありました。

 

仕事に追われ続けるサラリーマン生活に、いったん区切りを付ける

日本にいるときには、まるで死ぬまで永遠に続くように感じられた、ひたすら仕事に追われ続けるサラリーマン生活です。

でも、サラリーマン生活に区切りを付けるのは、意外なほど簡単でした。

仕事に区切りを付けるために、業務の引き継ぎや、お客さんへの説明など、大変な業務があるのは確かです。

特に私は仕事を10年以上続けていたので、自分の仕事を全て他人に引き継ぐなんて無理だと思っていました。

でも、本当に重要な事項にしぼって引き継いでいったら、あとの細かい部分は何とでもなります。

本当に、やってみると意外と何とかなるものです。

 

サラリーマンが日常生活にストレスを感じる大きな要因が、「この生活が永遠に続く」感覚だと思います。

つまり、「今日の仕事が当然に明日も続き、今週の仕事が当然に来週も続き、今月の仕事が当然に来月も続き、今年の仕事が当然に来年も続き…」という感覚です。

この「永遠に続くように感じられる日々を、自分自身の手で終わらせた」のはとても新鮮でした。

ずっと「永遠に続けなければならないと信じていたツラい日々」が実は永遠でないとわかった、私はこの事実に気づいてだいぶ心が軽くなりました。

大げさかもしれませんが、それまで圧迫感や閉塞感のせいで灰色に見えていた世界の色が、急に鮮やかな色に変わったように感じられました。

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日本でのサラリーマン生活は、選択肢の一つでしかない

せっかく仕事に区切りを付けても、その先が引き続き日本での生活だったら、世界の色はきっとまた灰色に戻っていたはずです。

例えば、転職して他の仕事を始めても、仕事が変わるだけで結局は同じような日々がすぐに戻ってきます。
仕事をしないで休んでいても、世間体が気になって何をして過ごすにも心が晴れません。

でも、海外に移住すれば、本当の意味でそれまでと全く違う環境に変わります。

カナダへ来てすぐに、「日本で毎朝満員電車に揺られて、夜も遅くまで眠い目をこすりながら仕事をしていた、ストレスでいっぱいの日々」が遠い昔のように感じられました。

 

また、日本でサラリーマン生活をこれまでずっと続けてきたのが、自分自身で選んだ選択でしかなかったという事実を、客観的に見られるようになりました。

つまり、毎日ツラいツラいと言いながら同じ仕事を続けるのは、自分が取りうる選択肢の一つでしかありません。
転職や海外移住もまた、他の選択肢として自分の目の前にずっと存在していたのです。

今までにも、転職や海外移住について何度も考えました。
「他にどんな仕事ができるか」「今の仕事を辞めるリスク」など、あれこれ考えているうちに仕事が忙しくなって行動に移せない、という繰り返しでした。

理由が何であれ、今まで「仕事を続けるという選択肢」以外の選択肢を選んでこなかったのは、自分自身が一度もそれを選ばなかったからに他なりません。

これまで気がつかなかったこの事実に気づけたのは、それまでの環境とは全く違った場所に身を置いた最大のメリットではないかと思います。

 

リフレッシュに最適なカナダ

ちなみに、特にカナダは人も穏やかで、どこへ行っても自然が多くて、リフレッシュ目的のバケーションに適していると感じます。

これまで海外旅行でいろんな国に行っても、数日経つとやっぱり日本が一番いいと思ってしまう私でしたが、今回は日本が恋しくならないという初めての感覚を味わっています。

 

②日本で生活するのは選択肢の一つでしかない

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海外へ移住した人を見て気が付いたこと

先ほどの項目で、日本でサラリーマン生活を続けるのは、自分自身で選んだ選択肢の一つでしかないという事実に触れました。

でも、さらに言うと、そもそも日本で生活すること自体が、自分自身の取りうる選択肢の一つでしかないという事実に、海外移住をしてみて初めて気がつきました。

もちろん、日本で生まれた私たちは日本で生活していくのが自然であり、例えば海外で永住権を取るためには、資産や技術などの一定のハードルが存在するのは確かです。

でも、カナダへ来て、現地で生活している日本人に出会って、自分の家や仕事をもって生活している姿を目の当たりにして、日本で生活するのが選択肢の一つでしかないという事実を肌で感じました。

日本で生活していると、海外で生活するという選択肢が存在していることは頭ではわかっていても、実際にそれを選択する権利が自分にあって、それを選んでいないというのも自分の選択の一つでしかないという事実には、なかなか気がつきません。

日本で生きていくのも人生の選択の一つ、海外で生きていくのも人生の選択の一つなのです。

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海外移住は特別な人にしかできない?

私はこれまでずっと、海外で生きていくのは特別な人にしかできないのだろうと思っていました。

でも、実際に海外移住をしてみると、来る前に想像していた程には海外で生きていくのは難しくありません。

生きていく分には何とか生きていける、と言うより、ごく普通に生活していけます。

私も実際にカナダに来るまで、日本語が通じなくて文化も違う国で自分が生きていくというのは想像がつきませんでした。

でも、本当にやってみれば何とかなるものです。

個人的には、もっと英語ができれば、もっとうまく買い物をしたり住むところを選んだりできたのかな、という思いはあります。

でも、そんな必要最低限の英語力しかない私ですら、何とかなってしまいます。

この経験をして、日本以外でも生きてはいけるんだという自信が生まれて、これから先も日本だけにこだわる必要が無いという事実に気づき気持ちが楽になりました。

日本で生きていくという選択と同じレベルで、海外で生きていくという選択が自分の中で考えられるようになりました。

日本に帰ってから、また日本での生活がツラくなったり、日本自体がイヤになったりしたら、言い方は悪いですが、海外に逃げるという選択を、これまでより簡単にできるようになるはずです。

これは、自分には今の日本での生活しかないと思い込んで、仕事のツラさにひたすら耐え続けてきた、日本でのサラリーマン生活の時代とは根本的に心の持ちようが変わった点だと思います。

 

③日本も海外もそんなに大きく違わない

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先ほどの項目とも関連しますが、海外でも意外と普通に生きていけている一つの大きな要因として、日本も海外もそんなに大きく違わないという点があります。

つまり、日本で私たちが持っている常識や生活スタイルが、海外でもだいたい同じようにそのまま通用する場合が多いのです。

もちろん私たちの常識が通じない場面もたまにはありますが、多くは自分の持っている常識と、ネットで得られる情報(日本語での検索でも大丈夫です)さえあれば、たいていの事態には対処できます。

カナダへ来る前は、外国人といえば自分とは全く別の生き物であるかのように思っていました。

でも、カナダ人もカナダにいる外国人も、言葉が違うだけで、考えてることや日々の生活スタイルは私達と変わりません。

冗談を言って一緒に笑い合えるし、「子供はかわいいけど子育ては大変だよね」という話で盛り上がったりもできます。

グローバル化でアジアの生活スタイルも欧米化していて、逆に欧米もアジアの製品や文化を取り入れているため、お互い似てきているのでしょう。

例えば、こちら発祥のマクドナルドやサブウェイなどのファーストフードには、我々は子供の頃から慣れ親しんでいますよね。
逆に、道路では日本車がかなりのシェアを占めていて、ソニーなどの日本の電化製品も町中で見かけます。

自分にとって、海外や外国人がハードルの高いものではなくなり、むしろみんな自分と同じなんだとわかって、以前よりずっと親しみを感じ感じられるようになりました。

日本と海外という垣根が、どんどん低くなる今後の世界を生きていくにあたっては、特に重要な感覚だと思います。

うちの子供は、小さいうちからそういう経験をしているので、そもそも海外や外国人にハードルを感じなくなるでしょう。
うらうやましい限りです。

 

④日本での固定観念にとらわれていた自分に気づく

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前の項目とは逆の言い方になりますが、日本での常識が海外でも常識であるとは限りません。

もちろん、このことで苦労する場面も結構あります。

例えば、うちのアパートメントは私たちが入居する前から外装工事中ですが、本来ならこの工事は1年前に終わる予定でした。

毎日家の外でガチャンガッチャン言ってて、工事車両が通ると部屋が揺れるので、早く終わってほしいです。

でも、今も工事が終わる気配はありません…。

1年以上も工事の期間が延びるなんて、日本では考えられないと思いますが、こちらでは時間を守るという意識が全体的に薄いようです。

他にも、日本では電車やバスなどの定期運行は当たり前と思って生きてきましたが、世界の中では特殊です。

時間通りにバスが来ない、「明日電話で連絡する」と言っていた店員からの電話がいつまでも来ないなど、日々の生活の中で身をもって体感しています。

でも逆に言えば、そんな適当でも社会はちゃんと回り続けるんですよね。

日本での、「時間を守らなきゃ」「相手にもっと気を遣わなくちゃ」といった脅迫的な固定観念は日本特有のものです。

世界の人々は、そんな窮屈なことばかり考えていないし、自分の首を絞めるような息苦しい生き方をしていません。

日本にいると気づけない固定観念とか、常識に縛られていた自分に気づきました。

以下の記事に、この気づきについて詳細に書きましたので、ぜひ読んでみてください。
カナダの郵便局(canada post)が再配達をしない理由の記事

 

⑤もちろん英語力は伸びる

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英語を使って日々の生活をしていくので、さすがに英語力は伸びていきます。

よく言われる話ですが、英会話というのはスポーツと一緒で、いかに口と耳を動かして練習をたくさんするかが全てです。

いくら英会話のフレーズ集を本で覚えたり、毎日音声で聞いたりしていても、実際に会話ができるようにはなりません。

少なくとも私はそうでした。

海外で生活すると、毎日が英会話の練習です。

特に、あいさつやスーパーでの買い物等、日々の生活に必要なフレーズを覚えずには生きていけないので、実際に会話で使われるフレーズが嫌でも覚えられます。

また、家探しや、携帯電話の契約、車の購入など、自分のお金や今後の生活がかかかった場面で英会話をする機会があり、英会話の教室とは違った実践的なサバイバル英語が身に付きます。

さらにカナダで日々生活していると、欧米の人の見た目にビビって話せないというアレルギーが軽減されるという意味でも、英会話に対するハードルが下がります。

回りを歩いている人が全て外国人という環境にいれば、自分たちと外見が違う人とコミュニケーションを取る場面にも慣れていくのは当然ですね。

 

なお、現地の日常英語に触れて、おもしろいと思ったことや感じたことを少しずつ記事にしていっています。
How are you?への返事は、Good! How are youに決めたの記事
Hi,there!という挨拶の「there」ってなに?の記事
あなたはお店で「Have a good  one」と声をかけられて返事できます?の記事
英会話に必要なのは単語力を伸ばすことではないの記事

 

⑥今まで会ったことのない人に出会える

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日本で生活していても、自分とは全く違うタイプの人や、自分に刺激を与えてくれる人など、いろんな人との出会いがありますよね。

でも結局、同じような常識をもった日本人同士の中での話であって、(言い方は悪いですが)限られた世界での出会いでしかありません。

海外に出れば、自分とは考え方が根本的に違う人とも知り合えます。

特にカナダはいろんな国の人が集まっているので、今まで出会ったことがない国の人もたくさんいます。

例えば、イスラエルとかサウジアラビアとかコロンビアとか、そんな国の人と話したり一緒に食事をしたりする機会って、一生に何回もないですよね。

日々そんな出会いをしています。

彼らと話す中で、常識や価値観の違いを知ったり、逆に日本特有だと思っていた悩みが、実は他の国でも同じだという発見もあります。

例えば、先日はインドネシアとコロンビアの方々と食事をしましたが、どちらの国も仕事について基本的には終身雇用でめったに転職はしないそうです。
私は終身雇用は日本特有かと思い込んでいました。

また、保育園が見つからずに母親が仕事を辞めざるを得ないという状況も日本と同じようです。

ちなみに、カナダでは数年ごとの転職は当たり前、都市部を除いて保育園の待機児童問題はあまり無いようです。

また、 海外に住んでいる日本人は、おもしろい経歴や経験を持っている人が多く、刺激を受けられます。

やはりある程度の行動力がないと海外に住むという選択はできないので、積極的な人が多いですね。

 

⑦家族の絆が深まる

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海外への移住をすると、こんな効果もあります。

特に移住してきた当初は他に頼る人がいないので、家族で協力して物事に当たらざるを得ない場面が多く、我が家では絆が強まったのを感じました。

また、海外に移住してくると、それまで日々の仕事に追われるサラリーマンだった人も、時間に余裕ができます。

日本では家事や子育てをしていなかった旦那さんも、こういった役割を果たす必要が出てきます。

すると、子育ての大変さ、家事の大変さなど、主婦の大変さを知って感謝する場面が増えます。

我が家は、日本ではまともに相手の話を聞いていない夫婦でしたが、こちらでは日々ちゃんとお互いの話を聞いています(当たり前?笑)

また、感謝の言葉をちゃんと言い合う場面が増えたのも良い変化です。

 

まとめ

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今回は、「サラリーマンが海外移住を経験するメリット」を、実際にカナダへ移住中である私の経験をもとに書いてきました。

一番お伝えしたかったのは、

日々の仕事に疲れきったサラリーマンのあなた

もし仕事ばかりの生活に心や身体を病んでしまいそうであれば、本当に病んでしまう前に海外移住を検討してみてください。

いつまでも永遠に続くように感じられる、ひたすら仕事に追われ続ける生活は、
あなたの意思でいくらでも変えられます。

海外へ出れば、今まで自分を縛っていたのは自分自身だったという事実に気づき、もっと楽な気持ちになれます。

いろんな人と出会って、いろんな考え方や自分とは違う世界を知り、ついでに英語力も伸ばす。
そして日本だけでなく海外で生きていくという選択肢を持つ。

一度そうなってしまえば、日本に戻って同じ生活を再びするようになっても、全く心の負担が違うと思いませんか。

一度きりの人生なのに、いくら生活していくため、家族を養うためとはいっても、ツラいことをガマンだけして生きていくのはもったいないです。

それでは。

 

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