仕事が嫌いなサラリーマンは損してる?じゃあ、どうすりゃいいの?

      2017/03/05

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どうも、たいちです。

この記事を読んでくれてる「あなた」と同じように、私も仕事が嫌いです(笑)

私は日本での仕事に疲れ果てて、カナダへ逃げてきた一人なので、最近話題の「働き方改革」の議論にはとても注目しています。

日本に戻ったときに、少しでも働きやすい環境になればと思っているからです。

「働き方改革」の中でも特に重要と言われるのが、「残業時間の上限」を決める議論です。

今の日本で長時間労働が蔓延する理由の一つに、日本には実質的に残業時間の上限が無いという点があげられます。

そのため、国として残業時間の上限をどこのラインに置くのかは、日本人の働き方を根本的に見直すうえで基本となる議論です。

残業時間の上限は60時間で決まりそうですが、過労死ラインと言われる80時間を上限とすべきという意見や、60時間ではワークライフバランスには程遠いという意見があったり、誰もが納得する結論を出すのは難しそうに見えます。

そんな中、働き方論争において議論がかみ合わない理由を分析した記事を読んで、おもしろい視点からの考え方だと思いました。

「働き方論争」が噛み合わず不毛に終わる理由の記事

この記事に関する、私なりの理解としては以下の通りです。

  • 仕事に対するスタンスは人によって全く違う。
  • 仕事に対するスタンスは、その人自身の人生に対する価値観と等しいことが多いので、自分と違うスタンスの人の考え方を理解しにくい。
  • 理解できないがゆえに、相手の考え方がそもそも間違っているという視点に立った攻撃になり、お互いに議論がかみ合わない。

今回は、この記事を受けて、①仕事のスタンスの違いについて私なりに思うところと、②私のように仕事が嫌いなサラリーマンは、これからどうしたらいいのか?を考えました。

最初にお伝えしておきますが、②について結論らしい結論は出せていませんので、あらかじめご了承ください(笑)

ただ、あなたの働き方に関して、何らかの気づきがあることを期待して記事にしました。

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確かに、仕事に対するスタンスは人によって全く違う

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私が経験した、「仕事に対するスタンスは人によって全く違う」ことを実感したエピソードを一つご紹介します。

就職して6、7年経った頃、毎日夜遅くまで仕事をバリバリにこなす先輩と一緒に仕事をしていました。

ある日、私がメインで喋った会社へのプレゼンが全く上手くいかず、帰りの電車でその先輩から言われたのが次の言葉です。

「なんのために仕事をしているのか、もう一度考えた方がいいよ。オマンマ(飯)を食うために仕事をしているわけじゃないでしょ?」

私は、「そうですね」と返事をしながら、心の中では全く別のことを考えていました。

『え…いやいや、自分はまさに生活のために働いてます。仕事なんてそんなもんでしょ?というか、先輩は生きるために必要に迫られて仕事をしている訳じゃないんですね!?』

(いや、この時に先輩が本当に言いたかったことはわかってますよ! ただ、この時のやり取りが印象的だったので、抜粋して紹介しているだけです。)

 

あなたの仕事に対するスタンスはどこ?

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最初に紹介した記事では、以下のように書かれています。

「現代の日本には、大きく分けて4つの働くスタンスがあり、働き方の問題についての意見は、だいたい、そのどこかの立場からの発言となる。」

  • 仕事こそ生き甲斐
  • ワークライフ充実
  • 生活のために働く
  • 少しは仕事もしている

あなたの「働くスタンス」はどこでしょうか?

私の場合は、先ほどのエピソードからわかるように、「仕事こそ生き甲斐」でないことは明らかですね。

仕事が嫌いなんだから、「生活のために働く」なんだと思います。

もちろん、仕事をしていて楽しいと感じる場面もたくさんあります。

例えば、

  • 顧客や同僚と議論をして、お互い納得のいく理解が得られたとき
  • ひとつのプロジェクトを上手くやりきったとき
  • 後輩の成長を実感したとき
  • 顧客に感謝してもらったとき

ただ、やはり仕事は辛いことも多いです。

例えば、

  • 締め切り前に徹夜でタクシー帰りが続いたときの心身の疲労感
  • 自分がした仕事に誤りが見つかったときの心臓がキュッとなる感じ
  • 相性の悪い上司や顧客とのコミュニケーションで積もるイライラ
  • 顧客に対するプレゼンの準備の大変さと、本番の緊張感

なので、やはり基本は「生活のために働く」になってしまっています。

働かなくても生きていけるのであれば、働きたくありません。

たぶん、あなたもそうでしょう?(笑)

 

仕事が嫌いだから早く終わらせたい!

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私の場合、基本的には「生活のために働く」ですが、「ワークライフ充実」を常に目指していたりもします。

というのも、普段の仕事のやり方はこんな感じです。

  • 平日に徹夜してでも、土日は仕事のことを忘れて家族と過ごす
  • 締め切りに追われて土日に仕事することにならないように、仕事はなるべく先取り
  • 残業を苦と思わない後輩には、自分の仕事で切り分けられるものを頼む
  • 顧客と同僚との良好な関係の構築・維持には大きな労力を注ぐ

仕事が嫌いだからこそ、休みの日にまで仕事のことは考えたくないです。

なので、仕事中は常に「仕事を早く終わらせること」だけを考えて仕事してます。

同じような状況の人は多いのではないでしょうか?

「そりゃ、仕事を楽しくやれればいいと思うし、かといって家族や趣味の時間も大事にしたいと思ってる。」
「でも実際には、いつも効率的に進めることを心がけてはいるけど仕事の量が多すぎて、生活の大部分が仕事に侵食されている。」
「結局は、仕事を楽しんだり、家族や趣味の時間を大事にする余裕が無い。」

これが日本の典型的なサラリーマンの姿だと思うのですが、あなたはいかがでしょうか?

 

理想のスタンスにどう近づけるか?

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まさに私の職場は、そのような典型的なサラリーマンの集まりです。

「でも、それが仕事というもので仕方ないでしょ…」という考え方が刷り込まれているのも、また日本のサラリーマンの特徴だと思います。

仕事ばかりの生活を大変だとは思っているけど、それ自体を変えるために何とかしようというよりは、諦めて受け入れて日々を過ごしています。

私も日本でずっとそうでした(今は休職してカナダへ移住中)。

一応、会社へ「ワークライフ充実」派を目指しているというアピールだけは続けています。

上司との面談でも、「平日ももっと家族と過ごせるように業務を減らしたい」ということを常に主張し続けています。

管理職に昇進するとさらに忙しくなるので、出世の意欲はほとんど無く、管理職にはなりたくないという主張もしています。

やはり、そういった主張をしている人は他にあまりいないので、「新しい働き方を模索しているね」「潜在的に同じスタンスで働きたいと思ってる人のいい道標になるといいね」と声をかけてもらったりすることもあります。

ただ、結局は何も変えられませんでした。

実際、会社の人手不足が深刻となってパートタイム勤務者の導入が進められていますが、あくまで新たな雇用形態が導入されたというだけで、フルタイムの我々にとっては長時間労働が求められるのは従来通りです。

上司からも、もっと働けるでしょ?まだいけるでしょ?という風に言われ続けています。

結局、私は心身を壊しかけて、カナダへ逃げてきました…。

 

「仕事こそ生き甲斐」派は勝ち組?

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そんな私も、平日に徹夜もしていたので、後輩から「仕事が好きなのかと思ってました」と言われることもあります。

いっそ「仕事こそ生き甲斐」派を目指そうか、と思ったりすることもあります。

「寝る時間を除けば、家にいる時間より職場にいる時間の方が長い」というのが、現代日本のサラリーマンの現実ですよね…。

だとすれば、「仕事こそ生き甲斐」のスタンスになることは、現代日本を生きていく上で一つの正解かもしれません。

人生の多くの時間を、自分が楽しいと思うことをして過ごせるのですから。

より難しい仕事に挑戦して、自分のスキルアップを実感しながら、達成感を得ていく。
しかも、仕事自体が楽しいので、時間を忘れて没頭できる。

ただ、やはり「何かを得るためには何かを捨てなければならない」と言われるように、仕事を生き甲斐にしている人は、プライベートを犠牲にする傾向があると思います。

私の職場には、仕事のためなら徹夜も当たり前の「仕事こそ生き甲斐」もある程度います。

そして、勤務時間が長すぎるせいかはわかりませんが、家で奥さんとうまくいっていない人が多いです。

例えば、ノー残業デーの日にも「たまに早く帰っても家に居場所がない」とか「子供が寝た後に帰ってきてくれないと困る」と言われて寄り道をして帰る人もいます。

それでも幸せと言えるのかどうか、それは本人にしかわかりませんね…

 

まとめ

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今回は、私のように仕事が嫌いなサラリーマンは、これからどうしたらいいのかを中心に考えてきました。

ただ、最初にお伝えしたように、結論らしい結論は出ませんでした…。

「ワークライフ充実」を目指しても実現は難しいし、「仕事こそ生き甲斐」になることもできません。

仕事が嫌いな「生活のために働く」派は、「働き方改革」がいい方向に向かうことを期待するしかないですかね。

思いっきり他力本願ですが(笑)

 

私の職場で、深夜に残業している女性の社員に対して、上司が「自分の娘がこんなに働いてたら会社に文句をいうなぁ」と発言していたことがあります。

当然ながら、女性の社員は後で憤慨していました。

そういう働き方を社員にさせてしまっていては、いつまで経っても誰も幸せにはなれないと思います。

 

例えばgoogleのように個人を尊重した働き方をした方が、創造的な仕事ができて、結局は売上・利益も上るという風にみんなが気が付き始めています。

日本は例えばトヨタのように技術的な効率性を突き詰めてきましたが、「ちょっとした創造力の違いで競争力が全く変わってくるIT中心の社会」ではいまいちふるわないのが現実です。

工業化社会とIT中心の社会では働き方も違ってくるということですね。

創造力が求められる仕事においては、特に仕事とは関係ないことをしているときにこそアイデアが浮かぶということも珍しくありません。

職場のデスクに長時間座っていることが仕事にとっていいとは限らないということです。

 

ここカナダでは、日本車や日本製の電化製品は普通に生活に浸透しています。

また、日本のアニメやゲームも世界中の人が親しんでいて、やはり日本の工業製品とアニメ、ゲームは強いんだということを実感します。

ここまで世界に浸透する技術を作ってきた日本の働き方を誇る気持ちもわかりますが、もはや今まで通りのやり方では世界には通用しなくなってきたという現実を直視すべきです。

働く人も幸せで、世界中の人も幸せにできる、そんな世の中が来るといいなぁと思う今日この頃です。

最後まで本当にまとまらないなぁ(笑)

それでは。

 - 信念