どうも、たいちです。
先日、3年くらい使用したXperiaから、新しいXperiaへ機種変更しました。
その際、それぞれの機種でSIMカードのサイズが違ったのをきっかけに、他の携帯会社 への変更も同時に行いました(格安SIM→格安SIM)。
機種変更は数年に一度しか行わないので、どのような手順で何をすればいいのか忘れてしまいますよね。
今回は、機種変更に必要な作業を洗い出すとともに、それぞれの作業における注意点をまとめました。
この記事さえ読めば、機種変更の流れが全てわかるはずです!
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この記事の前提
具体的な中身に入る前に、この記事の前提を明確にしておきます。
- 古いスマホから新しいスマホへの機種変更が対象(同じスマホでSIMカードだけを入れ替える場合は、機種変更の手続は不要)
- ただし、電話番号は変わらないことが前提(MNPを前提)。電話番号まで変わる場合には、この記事の通りスムーズには進まない箇所あり。
- 今回は、Android → Android を前提に説明。iPhone だと操作が違う場合あり。
なお、今回の記事はスマホ間でのデータ移行や、アプリの引越しを中心に説明します。
携帯会社への申し込みや、SIMの入れ替え・回線切り替えの作業は対象としません。
それでは、具体的な中身に入っていきましょう。
機種を変更する前と、変更した後に必要な作業
機種変更における目標は「新しいスマホが、すぐに・古いスマホと同じレベルで・不便なく使えこと」ですね。
そのための手順を、以下の3ステップに分けて説明します。
1.古いスマホですべき準備作業
2.新しいスマホでしちゃダメなこと!
3.新しいスマホですべきこと
1.古いスマホですべき準備作業
機種変更で1番大事なのは、機種を変更する前の準備作業です。
①〜⑤のそれぞれについて、具体的な作業手順のわかるHPと、注意点を紹介します。
①LINEの引き継ぎ登録&写真などのデータ保存
新しいスマホでLINEへログインする前に、必ず引き継ぎ登録をする必要があります!
LINEのアカウントを引き継ぐ方法(LINE公式ブログ)
なお、トークも新しいスマホへ引き継げます。
トーク履歴のバックアップと復元方法(LINEのHP)
ただし、トークにある写真等のデータは引き継げないので、必要な写真は引き継ぎ前に保存しておく必要があります!
② おサイフケータイ(モバイルSuicaなど)の引き継ぎ登録
残高が残っているものは、古いスマホから新しいスマホへ残高を移しておく必要があります!
利用するサービスによって、それぞれ手順が違います。
おサイフケータイの機種変更(FeliCaのHP)
特に、毎日使うモバイルSuicaは事前に機種変更登録が必要ですのでお忘れなく!
SUICAの機種変更(JR東日本のHP)
③ 電話帳・Gmail・予定表などのデータの引越し準備
古いスマホで電話帳・Gmail・予定表などのデータをGoogleアカウントへ保存しておけば、新しいスマホでgoogleアカウントへログインするだけで引き継げます!
Googleアカウントを使ったバックアップ(KDDIのHP)
なお、上記の方法で電話帳を引き継ぐためには、あらかじめ電話帳をGoogleアカウントへ保存(紐付け)しておく必要があります。
新しいAndroidスマホに電話帳、連絡先を移す方法(モバレコHP)
④ 写真・音楽・動画などのデータの引越し準備
写真・音楽・動画などのデータは、古いスマホのSDカードへ保存するのが簡単です。
さらに、普段からクラウドサービスを利用していればデータの引き継ぎ自体が不要に!
ちなみに、私は以下のクラウドサービスでそれぞれのデータを管理しています。
- 写真…Amazon photos
- 音楽…Google Play Music
- ビデオ…OneDrive
⑤ 各種アプリ・ネットサービスのID・PWを確認
新しいスマホでログインできるように、確認しておきましょう!
いつも使っているアプリやネットサービスへログインできなくなったら困りますね。
特に、古いスマホでID・PWを保存していて入力を省略している方は注意!
以上の①〜⑤の作業は、SIMを切り替える前に行う必要があります。とはいえ、機種を変更した後にも古いスマホが手元にある&Wi-Fiでネットに繋げられるなら、ほとんどの場合は大丈夫です。
2.新しいスマホでしちゃダメなこと!
ここで注意してほしいのは1つだけです。
古いスマホでLINEの引き継ぎ登録をする前に、新しいスマホLINEへログインしてはダメ!
LINEのアカウントを引き継ぐ方法(LINE公式ブログ)
3.新しいスマホですべきこと
データ移行やアプリの引越しは、古いスマホを処分する前に必ず済ませましょう!
上の「1.古いスマホですべき準備作業」で説明した作業をし忘れても、古いスマホが手元にあれば何とかなるはずです。
また、電話回線を古いスマホ → 新しいスマホへ切り替える前であっても、データ移行やアプリの引越しは始められます。
新しいスマホを、すぐに・古いスマホと同じレベルで・不便なく使いたいなら、新しいスマホを入手してすぐに準備を始めましょう。
①LINEへのログイン
何度もしつこく言います。
古いスマホで引き継ぎ登録を済ませてから、新しいスマホでLINEへログインしましょう! LINEのアカウントを引き継ぐ方法(LINE公式ブログ)
② おサイフケータイ(モバイルSuicaなど)へのログイン
新しいスマホへ回線を切り替えたら、一斉に引き継ぎをしましょう。
事前準備と同じく、利用するサービスによって、それぞれ手順が違います。
おサイフケータイの機種変更(FeliCaのHP)
- 事前に機種変更登録が必要なサービスのうち、Suicaは電話回線の切り替え前に新しいスマホへ移行しようとしても失敗しましたが、Edyは大丈夫でした。
- スマートEXを利用する方は注意!Suicaを新しいスマホへ引き継いだ場合でも、Suicaのカード番号が変わるので、会員情報で登録変更が必要です。
スマートEXの機種変更(JR東日本のHP) - スタバは古いスマホのオートチャージ機能を解除しないと、新しいスマホへ残高移行ができません。
モバイルスターバックスカードの機種変更(スタバのHP)
【古いスマホを処分する際の注意】
古いスマホを処分する際は、初期化するだけではおサイフケータイのデータが消えません。
そのため、おサイフケータイのデータ消去は個別に行う必要があります。
(おサイフケータイのデータは、スマホがオフラインでも利用できるように、端末自体にデータが書き込まれるため)
③ 電話帳・Gmail・予定表などのデータの引き継ぎ
Googleアカウントを利用した引越しなら、新しいスマホでgoogleアカウントへログインするだけで引き継げます。
- 事前準備で説明した設定をしていれば、同じGoogleアカウントでログインしているスマホ間でデータが同期されます。
- Android 6.0以上なら、古いスマホのアプリ設定まで自動で復元できるようです。私はそれ以前のバージョンだったので、アプリのインストールは手動でした。
④ 写真・音楽・動画などのデータの引き継ぎ
SDカードでの引越しなら、新しいスマホへカードを挿し直すだけです。
クラウドサービスを利用していれば、新しいスマホで各サービスへログインするだけです。
- クラウドサービスで利用台数の制限がある場合は、古いスマホを登録端末から削除しましょう。
- ウイルスソフトを入れている場合も、台数制限があるので、前のスマホからアンインストールを忘れずに。
⑤ 各種アプリ・ネットサービスへのログイン
古い機種で確認したID・PWを使って、新しいスマホでログインしましょう。
なお、銀行のアプリはセキュリティが固いイメージがありますが、基本的には新しいスマホの電話回線がつながったら、新しいスマホでアプリをインストールして再度利用登録すれば大丈夫です。
ただし、パスワードカード(プラスチックのカード)が無いと、新しいスマホで登録できない場合があるので注意が必要です。
ちなみに、三菱は銀行アプリとワンタイムパスが一体。三井はそれぞれ別々なんですね。
まとめ
今回は、古いスマホから新しいスマホへの機種変更を対象として、機種変更に必要な作業を洗い出すとともに、それぞれの作業における注意点をまとめました。
機種変更における目標は「新しいスマホが、すぐに・古いスマホと同じレベルで・不便なく使えこと」ですね。
そのための手順を、以下の3ステップに分けて説明してきました。
1.古いスマホですべき準備作業
2.新しいスマホでしちゃダメなこと!
3.新しいスマホですべきこと
なお、今回の記事はスマホ間でのデータ移行や、アプリの引越しを中心に説明しました。
携帯会社への申し込みや、SIMの入れ替え・回線切り替えの作業は、別の記事で紹介します。
それでは。
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