どうも、たいちです。
ある日、あなたの住所へ「407ETR」と書かれた封筒が届くかもしれません。
それは高速道路の利用料金の請求書です。
新手の詐欺だと勘違いして、そのまま放ったらかしにしないでください。
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「407ETR」という有料道路を利用したはず
この看板に見覚えがあるでしょうか?
「407ETR」から請求書が来たなら、最近この有料道路を利用したはずです。
もしピンと来ないなら、最近トロントの近郊で車を運転しましたか?
気がつかずに、この有料道路を走っていたのかもしれません。
「407ETR」はどんな道路?
「407ETR」はトロントの近郊を走る、有料の高速道路です。
(「ETR」は「Express Toll Route」の略)
有料道路ですが、料金所はありません。
世界で初めて、全自動課金システムを導入した高速道路です。
道路に設置されたカメラで、あなたの車がどこから「407ETR」に乗って、どこで降りたか記録されます。
車のナンバープレートから所有者を割り出し、あなたの住所へ請求書が送られてくる仕組みです。
請求書の内訳
あなたに届いた請求書もこんな内訳のはずです。
- Toll charges:「407ETR」の利用距離に応じた課金
- Trip toll charges:基本料金(利用回数に応じた課金)
- Camera charges:道路に設置されたカメラの利用料(利用回数に応じた課金)
- Account fee:口座維持費(利用した月のみ月次請求)
たいした距離を走ってないはずなのに、料金が高いですよね…。
なお、No.3のカメラ利用料は、車にETCのような機械を搭載すれば請求されません。
年間に6回以上「407ETR」を利用するなら、搭載した方が安くなる計算です。
「407ETR」による機械(Transponder)の紹介ページ
支払はオンラインで可能
支払はインターネット上で、クレジットカードで簡単にできます。
まず、以下のページにアクセスします。
入力欄に必要な事項を入力します。
- Account Number:請求書に記載された請求書の番号
- Payment Amount:請求書に記載された金額
- Name as it appears on card:クレジットカードに記載されたあなたの名前
- Type:VISA、Master card、アメックスが使えます
- Card Number :クレジットカード番号
- Month,Year:カードの期限
- Security Cord:カードの裏面に記載された3桁の番号
入力が完了したら「Continue」ボタンを押します。
次のページで、入力内容を確認したら「Process Payment 」ボタンを押せば完了です。
最後のページは保存用なので、印刷や写真を撮って保管しておきましょう。
まとめ
- 「407ETR」から封筒が来たら、それは高速道路利用料の請求書
- 「407ETR」は全自動課金システムを導入した高速道路
- 請求は利用距離や回数に応じてなされ、金額は高め
- 支払はインターネット上で、クレジットカードで簡単にできる
無料の高速道路に慣れると、「407ETR」はとても高く感じます。
(実際、地元の人も緊急時か仕事でしか使わないようです。)
今回は「407ETR」のことをよく知らずに乗ってしまった、あなたのお役に立てれば幸いです。
それでは。
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