どうも、たいちです。
海外の保育園に子供を通わせるのって、いろいろと不安がありますよね。
日本とどのようにシステムが違うのか、子供が英語を話せなくてもちゃんと馴染めるのか、先生はちゃんとうちの子を見てくれるのか…考えだすとキリがありません。
今回は、あなたの不安の1つである「カナダの保育園のシステムがどのようになっているか」について少しでも不安を解消できればと思っています。
具体的には、うちの子供が通っているカナダ(オンタリオ州)の保育園がどのようなシステムになっているかについて、実際のところをお伝えしていきます。
1.保育園の料金システム例
2.1日のスケジュール
3.献立メニューの例
4.連絡帳について
5.欠席の連絡の仕方
6.毎日の持ち物
7.予防接種記録(Immunization Record)の英訳
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1.保育園の料金システム例
まず、現在うちの子供が通っている保育園を例に、料金システムをご紹介します。
保育園によってある程度料金は違いますが、一つの参考としてください。
いずれも1日あたりの料金です。
Full time (5days/week) | part time (2〜4days/week) | |
Infant(〜1歳) | 58.5ドル | 67ドル |
Toddler(2〜3歳) | 55.75ドル | 62.5ドル |
Preschool(4〜5歳) | 46.75ドル | 52ドル |
支払い方法としては、うちの保育園では毎月の銀行引き落としです。
うちの子供はPreschoolで週3回通わせているので、 @52ドル×月に12、3回程度で、毎月600ドルくらいを払っています。
いずれも朝は8:30くらい〜夕方は17:00くらいの間で、自由に預けたり迎えに行くことができます。
うちのPreschoolクラスには生徒がMAX15名程度いるのに対して、担任の先生は基本的に2名で、たまに補助の先生も入っています。
また、他のクラスの先生も、結構うちの子の名前を知っているので、保育園全体で子供を見守ってくれている気がします。
1日のスケジュール
- 9時過ぎ:午前中のスナック(おやつ)タイム
- 9時半から30分程度:午前中の外遊び
- 11時半:ランチ
- 12時半から1.5時間程度:お昼寝(寝ない子は室内遊び)
- 15時から30分程度:午後の外遊び
- 15時半くらい:午後のスナック(おやつ)タイム
スケジュール以外は、室内にあるおもちゃで自由に遊んでいます。 たまにみんなで一緒に粘土遊びや工作やお絵描きをしたり、歌を歌ったりしているときもあります。
たとえ雨や雪が降っていても、外がマイナス10度以上でも外遊びは行われます。
そんなに無理して外に行かなくても…と思いますが。
なので、カッパやスノーウェアは必須で、防寒具も中途半端なものでは耐えられません。
献立メニューの例
食事は、ランチが1回と、スナック(軽食、お菓子)が午前と午後合わせて2回です。
こちらがメニューの例です。
パン、ライス、パスタ、ピザなどいろんなメニューがありますね。
うちの子は嫌いなものは食べてないようで、「残したものは専用のゴミ箱に入れればいいんだよー」と教えてくれました。
ホントは全部食べてきてほしいですが…まあ家では食べない野菜とかも、保育園だと少しは食べてるみたいなので助かります。
保育園へ最初に申し込むときに、アレルギーについて詳しく聞かれるので、当然ですがちゃんと配慮してくれているようです。
連絡帳について
子供を迎えに行くと、先生がその日にあったことを簡単に教えてくれます。
「今日はお友達と遊んでたけど、どっちも英語以外を喋ってるのにちゃんと遊べてて面白かった」とか、「スナックのときにMore,Please!(おかわりちょうだい)って言えてた」という感じです。
ただ、先生が忙しいときなど話す暇がないときもあります。
そんな時にも、教室に連絡帳のようなものが貼ってあって、「今日は誰々ちゃんがどんなことをしていました」ということを簡単にメモしてくれています。
1週間分のメモを1枚の紙に書いているので、1つずつのメモは大した分量ではありませんが、自分の子供が誰々ちゃんとどんな遊びをしたんだな〜とかわかって面白いです。
それから、連絡帳とは別に、日々の入退室の時間を書く紙が用意されています。
送り迎えをするたびに、自分の子供の名前の欄に入室と退室の時間、親のイニシャルを書き入れます。
先生たちは、この入退室の紙を使って生徒が何人いるかを常に把握しています。
私はたまに書くのを忘れますが…先生ごめんなさい。
欠席の連絡の仕方
保育園を風邪などでお休みするときは、保育園に連絡するルールになっています。
保育園に電話をかけると、自動応答アナウンスが始まり、アナウンスに従って数字を押していくと、自分の子供の教室に直接電話をつないでくれます。
うちでいえば、Preschoolを選んで、部屋番号を選ぶと、担任の先生が電話に出てくれるので、風邪をひいたときにも割と気楽に電話ができます。
英語での電話は今でも慣れませんが、毎日しゃべっている担任の先生と直接話して欠席の連絡ができるのは助かります。
ちなみに、最初の頃は自動システムの英語が聞き取れないし、自分の子供の教室に直接電話をつないでくれるというシステムもわかっていませんでした。
なので、毎回知らない人が電話に出てくれて、子供がお休みする旨の伝言を頼んでいたので、電話をかけるのが憂鬱でした。
子供が風邪をひくと、まず最初に頭に浮かぶのが保育園に電話するのイヤだなということでした(笑)
毎日の持ち物
- リュック
- 室内履き:うちは日本で使っていた体育館履きですが、他の子は普通のクツです
- 着替え一式:たまに水等をこぼして着替えてます。汚れ物はビニールに入れてくれます
- 水筒:毎日持ち帰ってお茶を入れてます。
- 日よけの帽子:カナダは日ざしが強いので、外に出るときの必須です
- 日焼け止め:持ち物リストには書いてありますが、使ってるのか不明
【雨の日】
- カッパ
- 雨よけの帽子:カッパのフードでOK
【冬場】
- 防寒の帽子
- スノーウェア:上下のツナギか、別れていても防水の下が必要
- 手袋
予防接種記録(Immunization Record)の英訳
保育園に申し込みをする際に、最も手間がかかったのが、予防接種記録(Immunization Record)を、英語で提出するように求められたことです。
どうやら日本では保健所に行けば、予防接種記録を英訳したものを発行してもらえるようなのですが、うちはそれを知らなかったため、母子手帳に載っている予防接種記録を自分で英訳したものをExcelで作成しました。
ちなみに、日本で受けた予防接種と、カナダで求められる予防接種には微妙にズレがあります。
でも保育園に提出した予防接種記録に、もし問題があれば保健所から連絡が来るとのことでしたが、結局連絡は来ていないので大丈夫だったようです。
自作したExcelをアップしますが、あくまでご参考まで。
特に正式な書類としては使えないと思いますのでご注意ください。
自作したExcel
予防接種記録(Immunization Record)のexcelフォーム
まとめ
今回は、うちの子供が通っているカナダ(オンタリオ州)の保育園がどのようなシステムになっているかについて、実際のところをお伝えしました。
1.保育園の料金システム例
2.1日のスケジュール
3.献立メニューの例
4.連絡帳について
5.欠席の連絡の仕方
6.毎日の持ち物
7.予防接種記録(Immunization Record)の英訳
あなたの不安の1つである「カナダの保育園のシステムがどのようになっているか」について、少しでも不安を解消できれば幸いです。
自分の子供が英語だけの環境に馴染めるか
最後に、もう1つの重要な不安である「自分の子供が英語だけの環境に馴染めるか」という点についてお話しておきます。
よく言われる「子供は順応性が高いから、保育園に入れちゃえばそのうち英語も話せるようになって何とかなる」という話は、もう散々聞かされて、そろそろ聞き飽きているかもしれません。
それでも不安になるのが親ですもんね。
うちの子供は4歳で、カナダの保育園(Day Care)に通ってもうすぐ半年くらいになります。
うちの子供は、日本にいるときから非常にシャイというか恥ずかしがり屋で、なかなか友達や先生とすぐに打ち解けることができませんでした。
はっきり言って、カナダに来てもその性格は治っていません。
そんなうちの子でも、今の保育園で何人かのよく遊ぶ子がちゃんとできて、友達や先生とも英語でコミュニケーションが取れるようになってきています。
しかも、耳から英語を覚えているので、ちゃんと「L」と「R」の発音も使い分けができているんです。
未だに発音で苦労している私としては、けっこう感動します。
…すみません、また聞き飽きたような話をしてしまいました。
なお、オンタリオ州の幼稚園について、以下の記事も参考にしてください。
オンタリオ州では4歳から幼稚園が無料?カナダの幼稚園事情の記事
それでは。
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